2017年9月21日木曜日

慧燈応現法要④ ー並立の詳細①ー

 苑主代表の選択の結果としての称名の並立。その結果どの
様な状況が生まれたのか。苑主代表が今後讃題のみでは限界
があるとしたからこその常住讃である事だけは、間違いない
と思われる。以下に讃題の三宝一体の理を図示する。
 仏→法→僧とトップダウンの方向性がある事がわかる。
次に、上の図にならって、常住讃の理を図示する。
 更に、上の二図を重ね合わせてみると…
 上図を見ると、開祖が伝統の枠組みを尊重し制定した讃題
のフレームワークに、苑主代表が真如苑独自の内実を整えた
ものが常住讃であると言える。更に特筆すべきは、開祖が
定め讃題の枠組みに、苑主代表が常住讃によって開祖自身
も摂めている事ではないだろうか。これは開祖が生前に
行えないし、決して行ってはいけない事でもあったと思う。
称名の並立が発生した一番の理由はおそらくここにあったの
だろう。そして、一見並立しているかに見える讃題と常住讃
二にして一の関係も見えてきたようだ。

                    続く











1 件のコメント:

  1. 讃題と併せ常住讃の意義について、文章や図で表現できる所について記してきたが、常住讃の真の本質は声明として厳密に定められた音調や唱え方にあると思う。大凡思う所はあるが、この点については一切の公表を差し控えたい。

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