早いうちに別の道に進んだ自分にはもう
選ぶ事の出来ない道だけど、振り返って
みると、こんな道にも進んでみたかったと
あこがれる、飛鳥の工人の伝統を継ぐ
宮大工の世界。
かつて私が身を置いた職業も、職人の
世界ではあったが、より、時代の変化の
影響を大きく蒙っていた。私自身は決して
優れた職人ではなかったが、それでも、
その職場に満ちている空気を一つの糧と
して、自分をより良く変えていく事が出来た
のは間違いない。
修行(職人さんの場合は修業)という体験を
通じていかなければ判らない世界がある。
それは、きっとサーバにどれだけの容量が
あっても表す事などできないだろう。
棟梁 小川三夫
木に学べ
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