2011年4月24日日曜日

真如苑がカルトと呼ばれる訳(その1)

ネットでの反苑活動アカウントである、汗射太助(@kansyaotasuke)
を紹介する。汗射太助氏のツイートから読み取れる点を以下に
記す。


[ご家族]        奥様、お子様が二人以上
[お仕事]        中小の事業主と思われる
[ご趣味]        宗教
[教えに関する問題] 奥様が家庭を省みない。
             奥様の従業員への勧誘に
             よる事業への影響    
[帰苑経験]      非公式に入場した事がある
[教えとの関わり]   智流院生


氏は私について「若い」「本物の摂受 和合の心が私達は必要」
と仰って下さっているので、私が何を述べようと笑って許して
下さると思う。


汗射太助のツイート


氏のフォロワーには宗教関係者が目立つ。@rkk_fumon
等もフォローしている所を見ると、もしかすると内部に同様の
問題を抱えているのかも知れない。


私の見る所、真如苑によって氏の置かれた状況は切迫している。
もはや、私如き若輩者がネットの向こうからメッセージを送っても解決には繋がらない。「奥様の思考は歪められ」「仕事は無茶苦茶」なのだ。


しかし奇妙な事だが、氏はネットにメッセージを送る以外何をして
いるのだろうか?。奥様を病院に連れて行ったのだろうか?。お仕事を立て直すのに奔走していてはネットどころではないのでは?。家庭を健全な状態に持っていく為に何をしている?。


「ネットの裏の大きな世界で氏は何をしているのだろうか?。」


やはり、氏のやり方は時間が掛かり過ぎる。餓鬼の立場で言わせて貰えば、母親が真如苑、父親がネットで反苑といった家庭環境は寒々しいばかりだ。ネットで一生懸命活動した上で奥様が救われるというのも結構だが、ならばなおの事家庭が安定していなければ長く戦えたものではない。私は、氏が家庭の事を述べた時から、氏の家庭の平穏以外考えてはいない。氏が社会活動をお気楽に考えていなければ良いのだが…。

2011年4月17日日曜日

大願(その三)

「まあ、成朝殿」
「康慶殿、これが落ち着いていられるか!。」


これでもう何度目になるだろう。


 「摂関家はあんまりじゃ。功徳を求める余り氏寺たる
興福寺を省みぬ。御修法といえばやれ真言じゃ天台じゃと、
挙句の果てに氏寺に属する我らではなく、京におる院派や
円派にばかり仕事を取られるのでは話にならぬ。山階道理
にでも乗らねば我ら奈良仏師に明日はないわ!。」


「山階道理」 当時の興福寺の権威を指してこう言い、それを
以って要求を通す行動の最たるものが、興福寺堂衆による
「強訴」だった。成朝はこれに関わる事によって当時評価の
低かった奈良仏師の地位向上を目論んでいたのだ。


 「成朝殿、我らは匠ぞ。政で認められても所詮一時の事、
仕事で認められてこそ匠の本懐ではないか?。」
「その仕事が来ないのでは腕も見せられんわ!。」


と言って、工房から走り出る成朝を目で追いつつ思わず
溜息をつく康慶。確かに成朝の言うとおり仕事が少ない。
しかし、興福寺が氏寺としての権威を摂関家に持つから
こそ「敬して遠避ける」事にもなると康慶は見ている。
 師匠の康朝から預かった仏所を、成朝にいつか渡さねば
ならない。しかし、匠としての修行に身の入らない成朝に、
奈良仏師の伝統を直ぐに渡す訳にも行かなかった。


「親父殿?」


様子を聞きつけた運慶が工房を覗き込んでいる。


「なんでもないわ」


実は、康慶は運慶を僧にしようとした事がある。興福寺内
に伝手を辿り預けたはよいのだが、運慶の方で投げ出して
仏所に帰ってきてしまった。なんでも「五性各別により悟れる
者とそうでない者がある」「修行に三大阿僧祇功の時を必要
とする」等の法相唯識の教えに我慢がならなかったらしい。


「自分の身の回りさえ意のままにならんな。」


独り自嘲する康慶だった。

2011年4月12日火曜日

降誕会

降誕会。お釈迦様の誕生日。春。桜の季節。
「桜は皆を喜ばす」のようにはいかない自分。
精舎内でツイッターをしている人を見かける。
教団が@shinnyoen_infoを立ち上げてから
一ヶ月近く。本当に少しずつではあるが
このような変化を見ると嬉しく思う。


法要に参座。相変わらず余震で画面がぶれる。
御瑞教。自分も七歩目を運ぶ時。


「七歩目」の意味は人それぞれだと
思うが「新たななにか」にむけての
開始には違いないだろう。




身内の事は声高に言わないのが嗜み。


合掌


当日の様子はこちら

2011年4月9日土曜日

困ってしまう。

 困ってしまう。「何が」って?。


「だって面白いから」


 夢枕獏先生の小説も「聖☆おにいさん」
とっても面白い。「じゃあなにが困るのか」って?
そりゃあそうでしょう。真如教徒にとってはある意味
身近な存在が面白可笑しく描かれているんです。
自分が普段お世話になっている人の事を色々あれこれ
書かれているのを見た時のちょっと微妙な気分を思い
起こして頂ければ解ると思うのですが?。


「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」
弘法大師が中国に密教を求めてきた折に「安史の乱
にまつわる、怪異に巻き込まれこれを解決するお話。
あることないことと言ってしまえばそれまでなのだが、なにか
お大師さまのほうに「こんな事件にもびくともしない」ような
雰囲気があって、あくまでフィクションと判っていながら
「これ位の事はあってもおかしくない」と妄想してしまう。
先生の作品はこの辺りから、時代小説作家としての風格と
いうか円熟味が出てきているようだ。「陰陽師」を中心に
愛読している。他にも色々。


「聖☆おにいさん」
お釈迦様やイエス様が、何故か立川のアパートでチープな
バカンスを楽しむ。うっかり?起こしてしまう奇跡や毎度度々
訪れる、十大弟子、天部の神々、大天使、はてはマーラーや
ルシフェルまで。皆ネット文化にどっぷり浸かり現代社会に
妙な溶け込み方をして楽しく現世に現れる。
真如教徒として見ると一番印象的なのが弁才天さまでしょうか。
ブッダの書く4コマ漫画を熱く編集する弁才天さま。エレキベース
をかまえる弁才天さま。お参りの時思い出して時吹いちゃったよ。


でもきっと、今はそれどころでは無いと思う。何故かって?
「衆生病むが故に仏病む」だそうだが、とすれば現世が
こんな調子ではバカンスどころでは無い筈だ。地震・原発
そしてその余殃は世界中に拡がっている。早く沢山の人が
安心して暮らせるように自分も本当にちっぽけなささやか
な存在ではあるけれど取組んでいきたい。そうして本当に
バカンスに来て頂けたらと、やっぱり妄想する。


続き早く書かなきゃ。

2011年4月4日月曜日

方向転換

 残念でならない。私は過去の記事で


Twitterに新たなハッシュタグ#han_enが定められた。
これを検索すると真如苑に否定的な人達の意見を知る
事ができる。Twitterに出てきた真如教徒は、この様な
声にも耳を傾け、積極的に対話するべきだと思う。



と述べた。そして接触を試みたのだが…。


 四日間。ツイッターで物事の推移を見るには寧ろ長すぎる
時間だと思う。彼らは一体何がしたいのだろう?。
私は過去の記事「発露懺悔」で明かしたとおり、み教えの中で
あっても様々な問題が発生する事を知っている。だからこそ、
反苑の会の人々の「声」を聞く事を願い、私から接触した。
しかし、困った事に「彼ら自身が真如苑に何をされたのか」に
ついては何も話してはもらえないのだ。彼らはすでにかなりの
期間、独自サイトを運営しTwitterに出てきても、毎日のように
積極的な発言をしている。それは何の為か?。そもそも彼ら
自身が訴えたい事があったからではないのだろうか?。
真如苑を批判するネガティブキャンペーンに終始している相手
「対話してください」と言われても手の付けようがない。




以前から作ってあったリスト「アンチ真如苑(*1)」を公開する。
ネット上で真如苑に対し、ネガティブキャンペーンをしている
アカウントを纏めてある。プロフィールの粗末な作りを見る限り、


「ネガティブキャンペーンを目的とした使い捨てアカウント」


の可能性は充分にあると思う。このリストの扱いは読者の皆さんに
委ねよう。Twitterの世界では、誰の声を聞き誰に自分の声を
聞いてもらうか自分で決める事が出来る。彼らの声に耳を傾ける
のも、迷惑行為としてTwitter社へのスパム報告ボタンを押すのも
各々の自由だ。


しかし私は彼らとの対話の道を閉ざした訳ではない。
彼らの声はリストで確認しているし、彼らからこのブログへ
コメントを寄せる事も出来る(スパムではない事を祈っている)。
彼らが「自分自身に起こった本当の事」を話してくれるのを
待っている。




もう、鬱々とはしていられない。


(*1)公開リストはTwitterにログインしアクセスして下さい。

2011年4月3日日曜日

ちょっと一休み

今の所、暇見て更新しているだけのわりに
このブログ妙にアクセス件数が多い。来訪者
が多ければ嬉しいものではあるが不審に
思ったのは常住祭が始まってから。そりゃ
教団からすれば目は離せないだろうけど
と思っていたが、少々事情が違うようだ。


このブログの更新はTwitterで周知している。
だからそこからアクセスが多いのは当然だ。
だがこのブログへのアクセスは、ある特定の
掲示板から集中している。それがこれ。


このブログを紹介している掲示板




なるほど、そういうことだったのか。ある意味
一番熱心な読者の方たちのようなので一言
ご挨拶を…。


ご挨拶


このブログのトラフィックソースの特徴として
もう一点、ヤフー検索からのアクセスが多い事
が挙げられる。ヤフーといえば、思い出されるのが
震災前に、京大カンニング事件で件の学生に
使用された事で有名な「ヤフー知恵袋」がある。
真如苑との関係で悩んだ方の相談も、多く投稿
されているようだ。ここまでの状況が明らかになれ
ば後はまあ、推して知るべし。