暑さが少し和らいだといっても、まだ30℃以上の気温が続くこの時期
東京・半蔵門の友心院において予てから予告されていた四天王奉安
が、苑主代表の御導師によって行われた。AM11:00、これの中継を応現院にて拝聴。5F宝前内陣に四天王が三輪身を護る形に祀られ
導師座が外陣に設置されている。以前予想した中では東寺講堂と、
同様の配置になっている。
終了後、苑主代表の挨拶がある。持国(東)・増長(南)・広目(西)・多聞(北)の各々の四天王が司る心の在り方が説明される。
また、当初秋季彼岸会までにとされていたおおぞら地蔵の浄水供養は
翌15日になる旨発表があった。ららぽーと立川のオープンは更に翌17日になる模様。以前の憶測は満更間違いでもなかったのだろうか?。
また、この発表に合わせ、周囲に4つの大きな鉢に蓮の葉をあしらった
おおぞら地蔵荘厳の完成予想図も発表されたが、応現院の本棟と
修行棟を結ぶ3階渡り廊下から、おおぞら地蔵周辺を重機で方形に堀り返している工事の様子が見えるが、本当に本日の発表通りになる
のかよくわからない。四天王像謹刻に尽力された来賓各位の前での
公式の挨拶の後、1Fロビーに巡回、代表参座の青年教徒の前にて
護国寺や聖徳太子などのお話しをされ式典は終了した。
午後、立川で昼食を摂り友心院に記念参拝に向かう。現地宝前
にて実像を拝する。幼児ぐらいの身長に刻まれた古代中国風の鎧に
身を固めた四天王さまたちがいらっしゃる。後頭部に輪宝が荘厳され
ているが、これは背部に蓮華の茎のような支柱で支えられている。獣
の頭部を象りその口から腕を通す形の、肩のアーマーなど要所に金
での彩色が目立つ。モニタを透して見ると結構鮮やかに見えるが、実
際に友心院宝前の落ち着いた照明の下ではぐっと落ち着いた雰囲気
がある。
立川への帰途、電気火災による鉄道の遅延に行き会う。さいわい
それほど大幅な遅延にならずに立川に着く事ができた。さる18日にも
立川市内で鉄道の電気火災があり大規模な鉄道の混乱があった
ばかり、何が起こっているのだろうか…。
思い立って親苑に向かう。折からの夏祭りのお囃子を聞きながら、
親苑の発祥第二精舎宝前に入る。ここには本尊十一面観世音の
脇侍として四天王が祀られているのだ。丁度10月に復建接心道場に
入魂の予定の笠法護法善神の開帳参拝が催されている。
改めてこちらの四天王を拝する。第二精舎落慶入仏開眼はさる
1979年、四天王さまの茶褐色のお姿にも年月が感じられる。こちら
の四天王にも何か新たな展開があるのだろうか…
南無真如
おおぞら地蔵の浄水供養については『この始末、どうつける?(その3)
返信削除http://namonaimatto.blogspot.jp/2015/03/blog-post_28.html 』までですべて
言い尽くした。今後浄水供養がどのような形になっても何も述べるつもりはない。
私が批判した薮内佐斗司氏の『2015開運暦
http://uwamuki.com/j/shopJ.html.data/2015.data/calender.html 』
も5/6付でほぼ半額に値引きされているところを見るとロクに売れなかったものと思われる。この結果を見て氏が何に気づいて戴けたかだけが気にかかるところである。
本年開創1200年を迎えた高野山においても、金堂前に中門が再建され四天王像が荘厳された事を記しておく。
返信削除http://www.koyasan.or.jp/meguru/sights.html#tyumon