2011年7月30日土曜日

真如苑がネット活用を…(その1)

 真如苑のネットにおける新たな企画である


Web集会


について述べる。信徒サイトを利用している方なら
既にご存知の事と思う。教団の新たなインターネット
への取り組みの一歩として評価するとともに、現時点
における問題点を指摘したい。


①テーマの決定プロセス
第一回、第二回の対象者をある程度確定している様
だが、この企画のテーマは最初から確定するべきでは
ないだろう。企画のテーマは質問の投稿内容によって
自と明らかになるはずであり、それを事の最初から
コントロールしようとするべきではない。さもなければ
企画の方向性そのものが、教徒の置かれた社会的
実態とかけ離れたものになりかねない。


②投稿内容の尊重
著作者人格権の観点から、投稿内容の改変は非常に
好ましくないししてはならないだろう。不明な点はあくまで
質疑応答の過程で明らかにしていく。不適切な投稿内容
に関しては、問題点の指摘・訂正の勧告、甚だしい場合
には削除等で対応すべき。実は、総本部の地元である
立川にはこれと類似の運営方針をもったサイトである
「もしたち」があるのだが、利用状況を見る限り必ずしも
地域市民の支持を集めているとは言い難い事を指摘
しておく。


現時点での発表から企画内容を概観するに、Web集会


・ネット初心者を含めた幅広い層を対象とする
・企画の内容や動向を教団が制御しやすい


といった点が指摘できる。おそらくネット・リテラシーが高い
年代層ほどこの企画からは離れていくのではないだろうか。
もしかしたら、この企画は事務局内の意見の妥協の産物
なのかもしれない。一人の教徒と向き合うより教団の安泰
を重んじているのだろうか?。


信徒サイト一新はこれから。今後の動向を見守る。
合掌

2011年7月19日火曜日

真如開祖・恒明法要

 昨日から風が強い。ニュース等で台風6号
接近が報じられている。本日の法要は東日本
の電力事情を鑑み、大阪・高槻の関西別院で
ある悠音精舎で行われたが、折悪しく太平洋
を北上してくる、台風6号と鉢合わせした形に
なっている。あまりに大きい事象ではある。


 AM9:00。サッカー女子W杯で初優勝した
なでしこジャパンの凱旋帰国の模様が報道
される。まるで「嵐を呼ぶ凱旋帰国」と言っては
不謹慎だろうか。それ程のエネルギーを感じた
気がする。


 帰苑、雨も風も強い。濡れたカバンやズボン
をタオルで拭き、精舎内へ上がる。乾かない
衣服で絨毯の上に座るのは少々憚られるので
椅子席で…。


 本法要は、開祖の修行された祖山醍醐寺より
座主様の仲田順和倪下方のご来賓をお迎えして
執行された。読経、セレモニー、開祖親教、自分は
自らの体験を通じ、何を確立、何を伝えるのか…。
継主さまのお言葉。「つよいです。」
自分もそうありたい。


 AM11:52。立川市にも大雨・洪水警報が発令。
多摩川近辺等は注意すべきか。
 PM以降四国が暴風域に入る。ここから台風は東に
進路を取り近畿、東海、関東沿岸を通るようだ。
しかし、神回避…?。


http://www.jma.go.jp/jp/typh/110624d.html


 信徒サイト確認。修行予定の変更。台風の影響は
真如苑に限らず、既に広範囲に及んでいる。
 朝から反苑ツイッターが賑やかだ。 開祖の命日と
あれば無理もない事だが、これほどの大型台風が
接近しているのに、安否を気遣うような相手などは
いないのだろうか?。


継主さまの無事のお帰りを祈って。


合掌

2011年7月5日火曜日

真如苑がTwitterの世界に…(その3)

 4914人(2011年7月4日現在)。


 率直な所、フォロワーの総てが必ずしも教徒とは
言えない事を考慮すれば、@shinnyoen_info
の利用状況は教団の人員規模に比して非常に
少ないのではないだろうか。
以前も述べたがこのアカウントのフォロワーには
初心者が多い。また5月以降、フォロワー数の伸び
は非常に穏やかなものとなっている。


 もう一点。東日本大震災以降
にて法要の模様を伝えていたが、5/9の応現祭以降
その方法を限定公開動画としている。私の様にブログ
にリンクを張ったり、このような扱いが原因なのだろう
が、公開方式の変更以降、閲覧回数が激減している。
公開方式変更後の利用状況を下に示す。


法要日       アップロード日 閲覧回数 評価


2011/05/09  2011/05/11     5574         13


2011/06/09  2011/06/24     1273          5


 上記の閲覧回数と評価は(2011/07/04現在)。
ツイッターアカウントのフォロワー数と、Youtubeの
閲覧回数。この二点に表れているのは、


「真如苑全体のネットリテラシーの低さ」


ではないかと思うのだが如何だろう。
 重厚長大で小回りの利かない組織、高齢化、
開祖在世時(つまり昭和)の成功体験の記憶や
伝統を重んじる意識が、急激な世の中の移り
変わりへの対応を阻む。私の見た所、真如苑
が抱える問題は、日本社会が抱えているそれと
全く同じものである(この点については、また別
の機会に詳しく述べよう)。


 ツイッターに集中して話を進める。おそらく、
このままでは教徒全体のネットリテラシーは向上
しないかもしれない。対策を提案しておく。


①話しかけられたら応える。
まだ数は少ないが、@shinnyoen_infoの呟きに
リプライ(返信)する教徒がいる。もしかしたらDM
で個別に対応しているのかもしれないが、是非とも
呟きには呟きで応えて欲しい。@shinnyoen_info
にかける、内外に対して敷居の高くなった事務局との
間を繋ぐブレイクスルーとしての期待を裏切らないで
欲しいものだ(勿論総てに応える必要は無い)。


②公式RT
教徒アカウントは可能であれば、@shinnyoen_info
の呟きを公式RTして欲しい。RTには


「この呟きを支持する」


と言う意味合いがある。呟きを支持する事で自らの立場を
明らかにしてもらえないだろうか。


③オフラインミーティング
そうは言っても、匿名アカウントによるメッセージの
遣り取りには不安が付き纏う。ならば現実世界の
信頼関係を基盤にネットに取り組んではどうか。
その上で、ネットにおける真如苑の現状等を率直に
話し合う事の出来る環境を構築すべきと思うのだが
如何だろう。この点真如苑でのネット利用にはむしろ
FaceBookの方が向いているかもしれない。

2011年7月2日土曜日

真導院様成行感謝法要・聖地親苑荘厳・境内不動尊安座法要

 6/24になってやっと


教導院様定心感謝 聖地親苑荘厳・境内地蔵尊安座法要



の様子がアップロードされた。率直な所遅すぎる
と思う。私のような、法要の内容をレポートするブログ
を書く存在への警戒感を強めるのも理解できなくも
ないが…。


 電気使用制限令発令されてから、初めての
重要な法要。真如苑は、電気の大口需要家
当たる為、15%の節電が義務付けられている。


 計画帰苑の割当に従い、14:00から立ち会う。
本日は土曜日。勤務先が土日稼動の工場等の
場合、立ち会い損ねた方も多かったのではない
だろうか。


 今夏の法要が執行される毎に、両童子さまの
み像の表情が落ち着かれるように見える。
確かに今年の夏が、未来に向けての越えるべき
大きな山である事は間違いない。法要中、窓の外
から少々荒れ模様の天候が伺える。雲が厚く、風
も少々強くなっているようだ。日中で一番気温が
上がる時間帯。寧ろ、護法諸天の御護りと受け止
めるべきか。名字功徳品。「南無不動明王」三反。
セレモニー、先日の安座の様子などVTR拝聴。
ご瑞教、まず「お楽に」とのお言葉、そして「節電」
にも触れられる。大規模施設内において、各自の
振る舞いを、如何に節電に結びつけるかについて
考えてみるべきと思う。


この夏を越え、第三の開眼に向けてまた一歩。


合掌