2011年7月30日土曜日

真如苑がネット活用を…(その1)

 真如苑のネットにおける新たな企画である


Web集会


について述べる。信徒サイトを利用している方なら
既にご存知の事と思う。教団の新たなインターネット
への取り組みの一歩として評価するとともに、現時点
における問題点を指摘したい。


①テーマの決定プロセス
第一回、第二回の対象者をある程度確定している様
だが、この企画のテーマは最初から確定するべきでは
ないだろう。企画のテーマは質問の投稿内容によって
自と明らかになるはずであり、それを事の最初から
コントロールしようとするべきではない。さもなければ
企画の方向性そのものが、教徒の置かれた社会的
実態とかけ離れたものになりかねない。


②投稿内容の尊重
著作者人格権の観点から、投稿内容の改変は非常に
好ましくないししてはならないだろう。不明な点はあくまで
質疑応答の過程で明らかにしていく。不適切な投稿内容
に関しては、問題点の指摘・訂正の勧告、甚だしい場合
には削除等で対応すべき。実は、総本部の地元である
立川にはこれと類似の運営方針をもったサイトである
「もしたち」があるのだが、利用状況を見る限り必ずしも
地域市民の支持を集めているとは言い難い事を指摘
しておく。


現時点での発表から企画内容を概観するに、Web集会


・ネット初心者を含めた幅広い層を対象とする
・企画の内容や動向を教団が制御しやすい


といった点が指摘できる。おそらくネット・リテラシーが高い
年代層ほどこの企画からは離れていくのではないだろうか。
もしかしたら、この企画は事務局内の意見の妥協の産物
なのかもしれない。一人の教徒と向き合うより教団の安泰
を重んじているのだろうか?。


信徒サイト一新はこれから。今後の動向を見守る。
合掌

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