2015/3/21 真如苑では悠音精舎を本式場として、
春季彼岸会併せて災害犠牲者衷心廻向法要
が厳修された。内々陣の三輪身の前を、護る様に四天王が祀
られている。
『・・・・・・・・・・・・・・・・
教法発祥の聖地親苑を中心に、応現院・悠音精舎と総合
道場としてのトライアングルをなし、利他貢献活動を発信、
社会との接点、融和推進の「玄関」たる機能を果たします。
・・・・・・・・・・・・・・・・』
(『親苑時報』2012年10月号「今月のご瑞教」より)
と、あるので友心院の四天王奉安もこれと同様なものになるの
だろう。とすれば以前の予想のうち、東寺講堂の立体曼荼羅に
近い形になると言う事か。但し、友心院内陣は悠音精舎内陣と
違い、祀られた三輪身の背部に空間的余裕があるので、その分
きっと、色々な相違が出てくるだろう。
さて前々回、友心院に四天王を祀る意義を
日本の安泰への祈り
ではないかとしたが、ここで思い出したのが金光明最勝王経
奈良時代・聖武天皇の頃から護国経典として尊ばれていた
そうだが、真如苑でも「朝夕のおつとめ」に如来寿量品の真如
を説明した部分が読誦用にダイジェストされている。また各地
の教団施設に、天霊系護法善神・八大弁才尊天を奉安する
根拠の一つを金光明最勝王経に置いている事が『一如の道』
に記されている。一連の今秋の護法善神奉安法要において
この経典(といっても『一如の道』掲載分のみだろう)は読誦
されると思われる。
南無真如
追記
『・・・・・・・・・・
ところで、広義の仏教にあって天部の神
とは「護世天」の意を持つ。そして、世は
国であり、ここから護国の神の意をも持つ
が、仏教における「国家観」は国家のキ絆(キハン)
を超越したところにあるのであり、その場
合、国はそこにある人々、即ち衆生の意に
解してよいであろう。・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・』
(『一如の道』教導編・第五章護法善神
一、真如苑の護法善神・仏教における天部の神々、より抜粋)
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